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从言语行为看日本人的审美意识/言語行動から見られる日本人の美意識文献综述

 2021-09-27 20:42:10  

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文 献 综 述

日本側の先行研究

金田一春彦氏(1989)の『日本人の言語表現』という著作には「日本人の言語生活の特色として、まず第一に注意すべきのは、話さないこと、書かないことをよしとする精神があるということである」と述べている。また日本人は間接表現や省略表現などを通して自分の考えを表すことを好む。このような特徴を持っている日本人にとっては、言葉は明確に言わなくても、聞き手が話しての意味を正しく理解することができるとも勝ちである。

森本哲郎氏(1988)の『日本語の表と裏』では「日本語が婉曲的言葉であると述べ、またそのような婉曲的な言葉から、日本人の心理特徴、日本の文化などを窺うことができる」と指摘している。

 直塚玲子(1980)は、『欧米人は沈黙するとき―異文化のコミュニケーション』という本には、「異文化の相互理解のために」という調査に基づいて、欧米人の言語表現式と比べながら、日本語の曖昧さを論じた。

 池上嘉彦(1969)は、『言語と意味』の中で、純粋的に言語学の立場から音声学の構造、文法的な構造、語彙的な構造という三つの方面で、日本語の曖昧さを分析した。

水谷修(1979)の著作『日本語の生態』の中には、日本語の婉曲表現は日本人の共存、同一化志向、相手への配慮などとの関係を述べた。

中国側の先行研究

祝大鳴(1999)の『以心伝心を強調する曖昧言語文化――日本語の特徴について』という論文では、日本の文化は察知の文化であり、なるべく言語の交流を減らそうとする文化であり、相手の心理を基準に、自分行為と言語を決める文化だという考え方を示されている。

陳暁明(2006)は『日本語の曖昧表現と審美意識』で、日本語の曖昧表現は日本の歴史、社会文化、それと審美意識に密接な関係があり、日本語の曖昧さは日本人の調和美、残念美、余情美の美意識を反映すると述べている。

 山西大学外国語学院孫玉林(2009)は『日本人的言语行为与审美意识』で、日本人は「あいづち」、「沈黙は金」、「以心伝心」と「余情の美意識」を求めていると述べた。

 浙江工程学院外国語学院黄学傑(2002)は『从日本人的语言表达方式看日本人的审美观』で、日本人の言語行動から見れば、日本人は「和意識」、「完全ではない美意識」、「言わないのが美」と「曖昧な美意識」を求めていると述べていた。

 河北大学の康楽の修士論文(2010)では中日の挨拶の比較をしていた。言語そのものは文化の表しであり、したがって、挨拶も文化の表現であると述べていた。

 徐飛萍(2003)は『婉曲表現について』という論文の中で次のように主張している。婉曲表現とは他人と無益な衝突を避けるため、角が立つような言い回しから角が立たないような言い回しへ言い換えと、確実である事柄を確実でないように表現するの仕方である。

 段帆(2009)は『恩惠意识下的日语授受表现』で、日本人は常に恩恵意識を持ち、授受表現にも表れていると述べていた。「てやるあげるさしあげる」などは普通避けられているのと反対に「てくれるもらう」は日常生活でよく使われている。また、許可を求める時は「~させてもらう」「~させていただく」が多く用いられる。話し手への思いやりが感じられるとも書いてある。

 孫乾坤(2008)は自分の修士論文『日本語の婉曲表現』で、客観的な事実を述べるときでも、日本人はやはり直接的な表現形式を避け、自分の意見を一般化され、「~ように思われる」「~とされている」などの表現形式を採用すると述べた。また、相手を敬遠する心が結果として、結末を濁らすことや推量表現を招くとも述べた。

闫丽艳(2010)の『拒絶表現から見る日本語の曖昧さ』の中には、曖昧表現は日本語の特徴だと言って、日本人の言葉は必ずしも内面の気持ちや考え方を率直に表しないとしばしば指摘される。それは日本人自分自身が曖昧な文化に生きているからだと述べていた。

 広東商学院の石萍(2006)は『日本人的不完全嗜好――从日本人的美意识来看』という論文の中で次のように主張している。中国人は完璧な美を求めるのに反対して、日本人は完全ではない美意識を持っている。筆者は「能」、「茶道」と「絵」から日本人の完全ではない美意識を分析した。

 林静(2008)は自分の修士論文『文化の視点から見た日本語における省略表現』で、日本では「察し文化」があり、含蓄不完全な美意識があればこそ省略表現が頻繁に使われるようになっていると言えると述べていた。

 施素華(2014)は『论日本语言之美与日本人的审美情趣』で、日本語の発音には母音が多い。そのほかに、言語表現からみると、日本人はよく遠まわしして自分の考えを言う。無口は男性の美意識とも述べている。あいづちをするのも調和を求める美意識の表しだろうと言っている。その特別な言語表現は日本人の美意識に関っているとも述べた。

参考文献:

[1]金田一春彦(1989)『日本人の言語表現』講談社

[2]森本哲郎(1988)『日本語の表と裏』新潮文庫

[3]直塚玲子(1980)『欧米人が沈黙する時――異文化間のコミュニケーション』大修館書店

[4]水谷修(1979)『日本語の生態』創拓社

[5]徐飛萍(2003)『婉曲表現について』当代日本語研究

[6]黄学傑(2002)『从日本人的语言表达方式看日本人的审美观』浙江工程学院学报

[7]孫玉林(2009)『日本人的言语行为与审美意识』中国学术电子出版社

[8]陳暁明(2006)『日本語の曖昧表現と審美意識』广东工业大学学报

[9]康楽(2010)『中日挨拶比較』修士論文

[10]祝大鳴(1999)『以心伝心を強調する曖昧言語文化――日本語の特徴について』外语学刊

[11] 段帆(2009)『恩惠意识下的日语授受表现』中州学刊

[12] 孫乾坤(2008)『日本語の婉曲表現』修士論文

[13] 闫丽艳(2010)『拒絶表現から見る日本語の曖昧さ』外语论坛

[14] 石萍(2006)『日本人的不完全嗜好――从日本人的美意识来看』辽宁行政学院学报

[15] 林静(2008)『文化の視点から見た日本語における省略表現』修士論文

[16]李暁英(2010)『日语的推量表达及其暧昧性』黑龙江生态职业工程学院学报

[17] 施素華(2014)『论日本语言之美与日本人的审美情趣』牡丹江大学学報

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